CAMPUS2023
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41・アヘン類・大麻 ・覚せい剤 ・向精神薬‐麻酔、精神安定剤、鎮静薬、睡眠薬 ・コカイン ・LSD、フェンシクリジンなど。 使用によって幻覚を発現する。 ・キノコ ・有機溶剤・ガス 昨今、大学生や若者が大麻を栽培し使用するという行為がマスコミ等で報じられています。いずれも軽い気持ちで行ったようですが重い犯罪であるという認識にかけています。薬物乱用の恐ろしさは精神(こころ)に作用し習慣化することにあります。気が付くと精神的にも身体的にも薬物なしにはいられなくなっています。その結果、薬物を手に入れるためには違法行為や暴力行為さえも厭わなくなるのです。また、頭痛薬、睡眠薬、抗不安薬といった処方薬もまた誤った使用により急性中毒症状や習慣性(依存性)症状を引き起こすことがあります。このようなケースも乱用と言えるでしょう。ヘロイン、モルヒネ、コデイン、ペンタゾシンなど。容易に耐性が形成され依存症になりやすい。マリファナ、ハシッシュなど。 使用によって幻覚を発現する。 MDMA、アンフェタミン、メタンフェタミンなど。乱用を続けることで脳に不可逆的な過敏性が残るため、いったん断薬しても、少量の再使用で以前と同じ症状が再燃する。 メチルフェニデート、ケタミン、フルオキセチン、睡眠導入剤、ベンゾジアゼピン、モルヒネなど。 身体依存性は弱いが、強い精神依存作用がある。幻覚剤。 マジックマッシュルーム、テングタケ、タマゴテングタケ、ベニテングタケ、クサウラベニタケなど。使用によって幻覚を発現する。 幻覚作用のある成分には、アマトキシン類、ムスカリン、イボテン酸、コプリン、イルジンなどがある。摂取すると、嘔吐などの消化器症状、痙攣、昏睡などを生じ、死亡することもありうる。 シンナー、ベンゼン、トルエン、キシレンなど。容易に身体依存性と耐性が形成され、アルコール依存症と類似の症状があらわれる。■違法薬物(脱法薬物)とは?薬物乱用は犯罪です!!絶対ダメ!!

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