CAMPUS2023
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32(2)開放性外傷(いわゆるキズ、出血を伴う)(3)開放創のない外傷(4)熱中症5㎝沈む程度に圧迫します。1分間に100回のテンポで30回圧迫します。次に息が漏れないように救護対象者の鼻をつまみ、息をゆっくり2度吹き込みます。この時、胸部を見て胸部が上がるのを確認します。 胸部圧迫30回、人工呼吸2回を1サイクルとして繰り返します。    ⑤.AEDが到着したら音声ガイドに従い救護対象者にパッドを装着し、救護対象者に誰も触れていないことを確認後に通電ボタン(除細動ボタン)を押します。救護対象者に接触している人がいる場合は絶対に通電ボタンを押してはいけません。⑥.救急車が到着するまで人工呼吸と心臓マッサージを繰り返しましょう。傷口の洗浄と消毒および止血をしましょう。止血は傷口からみて心臓に近い方を圧迫するようにします。包帯などを巻ける場合は出血が止まるまで強めに巻きましょう。但し、強く巻きすぎて血管を圧迫すると血行を阻害し、かえって悪化させることがあります。損傷部位の色の変化に注意し血行を確保しましょう。出血がひどいときはショック症状などに至る前に早急に医療機関へ搬送することが必要です。(骨折、脱臼、捻挫、挫傷、肉離れ、疲労骨折など)①.安静  傷害部位だけでなく全身を安静にする必要があります。傷害を負った直後は動転している場合があり、他の傷害に気づかないことがあります。全身を安静にし、落ち着いて状況を確認しましょう。②.冷却  傷害部位を冷やすことで神経の興奮を抑え、痛みを鎮めます。③.圧迫  傷害部位の腫れ(内出血等)を抑えるため包帯などで圧迫しましょう。また、骨折やひどい捻挫の場合は添え木や雑誌などで不安定な患部を固定しましょう。④.傷害部位を高く保持する。  傷害部位を心臓よりも高く保持することで腫れを抑えることができます。①.意識障害が見られる場合はすぐに救急車を呼びましょう。また、水圧迫点腕を曲げず30回圧迫する。

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