CAMPUS2023
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36状況に応じて階段を使うことも考えてみましょう。トラブルや被害に遭わないためには、日ごろから防犯意識を持って生活することがたいせつです。特に、親元を離れたアパート生活では注意が必要です。また、もし被害に遭った場合は、速やかに警察などに届け出てください。部屋の内部が透けて見えないようカーテンは厚手のものを選びましょう。ドアスコープも内側に目隠しをするようにしたり、玄関を開けても住居内部まで見通せないようカーテンなどを設置しておきましょう。ゴミ出しや近くのコンビニなどへのちょっとした外出でも空き巣の被害に遭うことがあります。場合によっては帰ってみたらはち合わせということもあるかもしれません。外出時には必ず施錠を忘れないようにしてください。ガラス窓には防犯フィルムを貼るのも有効です。郵便物から氏名や交友関係、趣味など多くの個人情報を得ることができます。ポストには必ず施錠してください。郵便物がたまっていると「長期不在」であると思われ、空き巣に狙われやすくなります。長期間不在にする場合は郵便局に不在届を出しておくと、その間の郵便物を保管しておいてくれます。また、転居する場合は転居届を出しておくと1年間は旧住所宛の郵便物を新住所に配達して貰えます。不審な人物を見かけたら、エレベータで二人きりになるのは避けましょう。暗い夜道の一人歩きはそれだけ危険が潜んでいます。やむを得ず外出しなければならない場合は、できるだけ明るい道や人通りの多い道を選んでください。また下校時ではできるだけ明るいうちに、一人ではなく複数の人と帰るようにしましょう。携帯電話やヘッドフォン・ステレオなどを使用しながらの「ながら歩き」はやめましょう。不審者が近寄っても気が付くのが遅れることになります。周囲に気をつけて、危険を感じたらすぐに逃げることがなによりも身の安全につながります。歩道を歩くときにはバッグなどは車道側には持たないようにしましょう。また、自転車のかごにはネットを掛けましょう。被害に遭った時には大声で「どろぼう」「たすけて」などと叫び周囲の人たちに知らせてください。その後、速やかに警察に通報してください。多くの目撃者と早い通報が犯人検挙に役立ちます。女性に声を掛けたり、自動車に誘う人物がいます。安易に誘いに乗らないよう注意してください。屋外で裸を見せつける人物に出会った場合は、できるだけ刺激しないようにすぐに立ち去りましょう。いずれの場合もすみやかに警察に通報してください。不審者は大きな音や人目を嫌います、防犯ブザーは大きな音で周囲の人に危険を知らせるので有効な防犯グッズです。また、催涙スプレーも用意しておくと良いでしょう。ら■住居内部は見えないように■防犯は施錠か■郵便物はしっかり管理しましょう■エレベータに注意■夜間の外出は控えましょう■ひったくりに遭わないために■不審者に注意■防犯グッズを準備しましょう防犯意識を持とう

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